最近の事
カタログを作らねばならないとここ数年ずっと思っていたのですがなかなか写真を撮るという行動に移れない毎日を過ごしていました。
カタログを作らねばならないとここ数年ずっと思っていたのですがなかなか写真を撮るという行動に移れない毎日を過ごしていました。
久々の雑記です。
吹きガラスというコトを仕事にしようと思って10年、
窯をつくりその窯がある程度自分の言う事を聞くようになって5年、
パートナーが出来て一緒に暮らし始めて1年、
ガラスという素材に触れ、出来ることが広がるにつれ、不思議に思うことがあります。
全ての物理的現象がそうなのでしょうが10秒で思った熱さまで焼き戻すことと
30秒で想像した熱さまで焼き戻した時のガラスの持つ表情は違います。
想った形を作る際、一度の焼き戻しで出来たラインと
二度の焼き戻しで出来たラインとでは同じラインでも表情が違います。
全てはそのガラスを溶解している環境と形を作り出す道具、
その差異によって表情の違いが生まれてくる気がしてなりません。
何かを形作りたいという想いよりもそれを形作りたいがために自分が作り出した環境が
出来上がりのカタチを導き出している気がします。
それに気付いたとき、祖父と父にただ率直に感謝の念を抱けるようになった気がします。
最近は知り合いの水谷渉さんの窯焼きを一晩だけ手伝いに行ったり色々遊んでました。
もともとは差し入れにいくつもりなだけだったのですが、やってみる?の一言でやり出したらこれが楽しくて気付いたら朝でした。
一回の窯で約10tの薪を使うそうで一月に約一回(以前は2~3回ペースだったそうです)焼いているという話を聞いて頭がくらくらしました。窯が大きいので小さい窯を作る計画もあるとか。やっぱりパワーがある人間はいいなぁ。
街灯もない静かな環境でただひたすら外は真っ暗。それでも何故かずっといろんな鳥が思い出したかのように夜通し鳴いている。(寝ぼけて鳴いているといってましたが本当なのかな?)カモシカの鳴き声も聞こえるよといわれましたがそれは聞けなかったのが残念。(昼帰ってきたら自分の家の前にいましたがw)
あとやっぱり薪の炎はいいですね。煙も少しも苦にならない。むしろ香ばしいくらいでした。やっぱり灯油の炎は美しくないなぁ。
そうそう自分の話しもしなくては、8月中旬に銀座松屋にて1週間展示することになりそうです。イベント内容については後日トップを更新しておきます。
そんなわけで注文もかなり入っているのでこれから横高まではずっと火を入れて制作活動をする予定。喫茶店関係で何件かご注文をいただいているのでまたご紹介させていただきます。さてさてこの夏はどうなることやら、火を入れる前のこの時間が一番精神的によろしくなかったり。皆に仕事をこなせるのか心配されていたりしますが自分的にはまだ余裕があったりします。冬に作りだめている定番作品もありますしね。定番となる新作を作らねば!!
それと自分の窯も直さなくてはいけないんだけれど水谷さんと私の家にある登り窯で焼こうという計画もあるのでそっちも直さなくては。本格的に暑くなる前にみっちり仕事しないとなぁ。
またまた出展先は東京が多くなりますが色々な土地でやってみたいなぁ。
今日から鹿児島のギャラリーDO-MAの会場にいます。
築100年の古民家の一部をギャラリースペースにされているのですがまず圧倒されたのがその造りから来る開放感でしょうか。
雪が降らないというのはここまで建築に影響が出るものなのですね。
まず柱の本数がかなり少なくまた細い、この結果かなりゆったりとしたスペースになっています。飛騨の豪雪地帯の建物はかなり柱も太く本数も多いので比較するとかなり圧迫感があるのです。そして前面窓といっていいほど光を取り入れていてこれもかなり違う点ですね。
今日も様々なお客様と話すことができて楽しかったのと作りたいものが何点か出てきました。
岐阜の大和画廊の個展も昨日から始まっています。こちらは25,26と在廊しておりますのでお近くの方はぜひ足を運んでみてください。今日、岐阜新聞の方から取材の電話がありましたので岐阜新聞に小さいとは思いますが載るかもしれません。
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