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2010年10月25日 (月)

吹くということ

久々の雑記です。

吹きガラスというコトを仕事にしようと思って10年、

窯をつくりその窯がある程度自分の言う事を聞くようになって5年、

パートナーが出来て一緒に暮らし始めて1年、

ガラスという素材に触れ、出来ることが広がるにつれ、不思議に思うことがあります。

全ての物理的現象がそうなのでしょうが10秒で思った熱さまで焼き戻すことと

30秒で想像した熱さまで焼き戻した時のガラスの持つ表情は違います。

想った形を作る際、一度の焼き戻しで出来たラインと

二度の焼き戻しで出来たラインとでは同じラインでも表情が違います。

全てはそのガラスを溶解している環境と形を作り出す道具、

その差異によって表情の違いが生まれてくる気がしてなりません。

何かを形作りたいという想いよりもそれを形作りたいがために自分が作り出した環境が

出来上がりのカタチを導き出している気がします。

それに気付いたとき、祖父と父にただ率直に感謝の念を抱けるようになった気がします。

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