でかいもの
ひたすらワインクーラーを作っています。
父の大きな窯を1時間だけ使わせてもらっているのですが、ただただ楽しい。
ガラスの面白い所はこの厚みでしか作れない形がある所。
薄いものには薄い形、厚いものには厚い形。
自分が父と同じ作品を作ることが出来ない理由もここにあることにやっと気づけたのがつい最近。わかったからといって作れるかというと自分の窯では作れない。
そして自分の好みとしてその父の形を選べるかというとそういうわけでもない。やはり父の形は父の形でなぜそれを選んだのかとすごく悩む。悔しいけれど集団になるとやはりいい。
ガラスといえどやはり作業環境の基本である窯が全てなんですよね。サイズ、温度等々その窯の持っている特色がそのまま作品に現れる。それは微妙な違いなんですが作品群になったとき確かにそこに形として出てくる。それがとても楽しくてしょうがない、そんな今日この頃です。
ある形を表現したいと思ったとき、まず考えるのが自分の窯でどういった温度帯域で仕事をするか、温める速度によっても表情が変わる、そのあまりにも多すぎる選択肢の中で自分の窯の持つ特性をどう理解しその中で自分の好みをどう出していくか。
毎日毎日そんなことを考えて頭が痛くなりますが、その頭の痛みこそが快感なんだなぁと思えるように最近なってきています。
ただMになってるだけかもしれませんけどね。
父の窯でつくると父の作品により似てくる、自分の作ったワインクーラーを見てるとよりいっそう、そう感じます。
そんなこんなで作っているワインクーラー、一番最初のお目見えは横浜高島屋からです。
ひたすら作って、全て並べて、全てに水を浸して、一枚の写真を撮りたいなと、今、ふと思いつきました。


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